公演について
~ ルネス・ワールド・ダンス・フェスとは? ~
「ルネス・ワールド・ダンス・フェス」は、多ジャンルのダンスによるシリーズ公演です。
参加ダンサー各自が追求するダンスをお互いに尊重しながら、オリジナリティある新しいものを協力して作っていこうという趣旨のもと、ジャズダンス、フラメンコ、ベリーダンス、ポリネシアンダンス、というそれぞれのジャンルにおいて精力的に活動する4人のダンサーたちが集まり、ルネスホールが開館10周年を迎えた2015年に記念イベントとして企画されました。
~ 公演コンセプト ~
お客様の目線からでは、ひとつのイベントで様々なジャンルのダンスをご鑑賞いただけるということ。さらに、ジャンルを越えたコラボレーションもお楽しみいただける公演を目指します。また、簡略ながらそれぞれのダンスについても知識を得られる機会としたいと考えています。
ダンサーと舞台の作り手の目線からでは、お互いに敬意をもってそれぞれのジャンルに踏み込み、学び、切磋琢磨しあい、ひとつの舞台を作り上げ、その結果として地元岡山発のダンスカルチャーが盛り上がっていくことにつながればと思います。
さらに今後、様々なジャンルのダンスが競演し、ユニークなものが発信されていく定期的なイベントとして、この「ルネス・ワールド・ダンス・フェス」が岡山県下の皆さま始め、さらに多くの方々に広くご認知いただけるよう活動を継続していきたいと考えています。
2017年4月
公演発起人:池上源太朗
~ ルネスホールとは ~
大正11年(1922年)に建築された「日本銀行岡山支店」が、岡山県により平成17年(2005年)に大改修を施され、新たな文化・芸術の創造拠点として再生したのがルネスホールです。
この改修により本館が耐震補強され、飲食のできる多目的ホールとしての各施設が増築されるとともに中庭も整備されました。(同年、登録有形文化財に登録。翌年、BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞。)
大正期の重厚で壮麗な外観と美しい内観を持つ歴史的建造物は、岡山カルチャーゾーンの南端に位置し、賑わう街の中の憩いの空間として、また都市景観のシンボルとして市民から親しまれています。
~ バンクオブアーツ岡山について ~
ルネスホールの事業の大きな特色のひとつは、クラシック音楽やジャズを中心としたコンサートや、オペラ上演、市民参加型の演劇、若手音楽家の支援、能やダンスの公演など年間約70本もあるオリジナル企画です。
ホールの運営を担っているのがNPO法人「バンクオブアーツ岡山」で、こうした多彩な自主事業と魅力的な空間づくりもあり、利用者は開館当初から順調に増え続け、2012年には国内建築界で最も権威があるとされる「日本建築学会賞」で業績賞を受けています。
「ルネス・ワールド・ダンス・フェス」は「バンクオブアーツ岡山」のエンターテイメント委員会により主催されています。